Pipsとは
これが「ドルストレート」の通貨ペアの場合は、 びみょーーにそうはならずに少しズレますよ、 ということ。
ピプスはレートの最小単位
120. 01 が120. 02 になったとすると、 「1Pips上昇した」 、ということになります。
つまり、1.12 01 0が1.12 02 0になったとすると、 「1Pips上昇した」 、ということになります。
つまり、 「どこが1Pipsなのかがわからない。」 なんて理由で、ユーロ/ドル、ポンド/ドルあたりを取引しないなんて選択は ありえません。
というわけで、今から 今回の話の中で一番大事で必ず理解して頂きたい部分 に入りたいと思います。
Pips×Lot=あなたの損益
ピプス×ロット=損益
つまり、 1枚の場合、1Pips動くと100円が増減する ということ。
Pipsという単位はなぜ必要?
それぞれの国の1銭たら1セントたら1ルピーたらの単位を使っていては わかりにくい からです。
分かるようになって初めて気付く”浅はかなウソ”
120. 01 12の 01 の部分が1Pipsです。
121. 02 80であろうが、120. 98 11であろうが、見るべきポイントはいつも同じです。
ユーロ/ドルであれば、1.21 58 49とかなってたり。
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【FX基礎知識】Pipsとは? 1pipsはいくら?|計算方法・便利な計算機も紹介
例:XM Trading MT4
ただ 画面上は通貨の種類を問わず、Pipsの桁の位置がそろうように表示されている ので非常にわかりやすいかと思います。
1.2.2 発注画面での表示例
例:XM Trading MT4
上図の「成行注文」の枠内に表示された 数字の右から2番目(小さい数字の左隣)が基準、1Pipsの桁 となります。
基本的には上記の表示ですが、 FX会社により異ならないとも限らないので、初めての会社などの表示画面を見る際は念の為表示桁数が円の場合0.1銭(=0.1Pips)までされていることを確認しておくと確実 ですよ。
1.2.3 取引プラットフォームの損益欄での表示例
例:XM Trading MT4
XM Tradingの場合、こちらの 表示形式を「ポイント」にしておくと、Pips単位で表示されます。 (会社によってはこの「ポイント」という言葉の扱いが異なるケースもあるようなので、ご自身がお使いの会社の情報をご確認ください)
例:XM Trading MT4
FXにおけるpips(ピップス)とはの意味と計算方法を分かりやすく解説
FXの基礎
FXをやっていると pips(ピップス) という言葉を必ず耳にしますよね。
Pipsとは ピップス(pips)とは
pipsとはFXにおいて為替レートの値幅を表す単位のこと です。
そして pips表記では小数点の一番右の桁が0.1pipsとなるのです 。
例えば米ドル円(USDJPY)の場合
- Bid(売り) 106.350円
- Ask(買い) 106.362円 Pipsとは
- この場合スプレッド=1.2pips
豪ドル米ドル(AUDUSD)の場合
- Bid(売り) 0.67730ドル
- Ask(買い)0.67751ドル
- この場合スプレッド=2.1pips
1pipsの価値を計算する
pipsはあくまでも値幅を表す単位なので、何円勝ったかはポジションの大きさ(取引数量)とpipsの2つによって決まります 。
米ドル円(USDJPY)の場合
取引数量 | 1pips | 10pips | 100pips |
1,000通貨 | 10円 | 100円 | 1000円 |
1万通貨 | 100円 | 1,000円 | 1万円 |
10万通貨 | 1,000円 | 1万円 | 10万円 |
豪ドル米ドル(AUDUSD)の場合
Pipsとは
取引数量 | 1pips | 10pips | 100pips |
1,Pipsとは 000通貨 | 0.1ドル | 1ドル | 10ドル |
1万通貨 | 1ドル | 10ドル | 100ドル |
10万通貨 | 10ドル | 100ドル | 1,000ドル |
ポンド豪ドル(GBPAUD)の場合 Pipsとは
取引数量 | 1pips | 10pips | 100pips |
1,000通貨 | 0.1豪ドル | 1豪ドル | 10豪ドル |
1万通貨 | 1豪ドル | 10豪ドル | 100豪ドル |
10万通貨 | 10豪ドル | 100豪ドル | 1,000豪ドル |
最初は「1万通貨で100pips取れば大体1万円勝てる」と覚えておけばOKです 。
pips計算機の使い方
- 取引したい通貨ペアを選択
- 取引数量を入力
- JPYを選択
- Standardを選択
- CALCULATEをクリック!
- 左下に1pipsの利益が表示される
値幅をpipsで統一する理由
① 値幅を共有しやすい
FXの値幅をpips表記で統一する理由は、 全ての通貨において値幅がイメージしやすくなるから です 。
値幅をpipsで呼ぶことで、全ての通貨ペアにおいて値幅のイメージを全ての人と共有できるようになる Pipsとは ということですね!
② 資金力に関係なくトレードの上手さが伝わる
- Aさん「昨日ドル円で10万円勝ったよ」
- Bさん「僕はドル円で1万円勝ったよ」
- 10万通貨のポジションで10万円を稼いだAさん
- 1,000通貨のポジションで1万円を稼いだBさん
しかし Bさんは1,000通貨という小さなポジションで1万円勝っていますので、なんと1,000pipsも取っていることになるのです !
【2021年11月更新】FXでよく見る「pips(ピプス)」とは?100pips取るといくらの利益?<Pipsの計算方法>
図解にすると以下のような感じになります。
この図では、110.00円で買いエントリーを入れて110.20円で決済をしています。
買いということは、価格が上がれば上がるほど利益が出ることになり、この図では 20pips を取れたことになります。
一方、110.15円で売りエントリーを入れて109.95円で決済もしています。
売りということは、価格が下がれば下がるほど利益が出ることになり、この図では 20pips を取れたことになります。
その他の通貨のPipsは少数第4位で!
私も最初は全く慣れませんでしたが、 その他の通貨は小数第4位で 覚えていただければ問題ありません。
例えば、あなたがユーロドル(EURUSD)を約1.170 0 ドルで買い注文を入れたとします。
少し価格が上がり1.170 9 Pipsとは ドルで決済したとしたら、あなたはそのトレードで 9 pips取れたということになります。
その他の通貨は少数第4位で覚えれば良いですね!
その他通貨のイメージ(少数第4位)
図解にするとこんな感じになります。
1.1500ドルで買いエントリーを入れて1.1520ドルで決済をしています。
買いということは、価格が上がれば上がるほど利益が出ることになり、この図では 20pips を取れたことになります。
一方、1.1515ドルで売りエントリーを入れて1.1495ドルで決済もしています。
売りということは、価格が下がれば下がるほど利益が出ることになり、この図では 20pips を取れたことになります。
追記①:GOLDなどのCFDはどうpipsを計算するの?
GOLD(ゴールド)などのCFDはそれぞれpipsの見方が違うので注意が必要です。
各CFDの特徴を押さえておかないと頭が混乱しがちなので、CFDを取引する場合は特徴をしっかり念頭に置いておきましょう。
CFDとは、「差金決済取引」のことで、株や債券などの現物取引をせずに、「差益のみを決済」する方法です。株式や株価指数、ETF、先物などから選択してトレードすることが可能で、日経225やNYダウなどが特に主流で最近人気が出てきています。
GOLDの場合、基軸通貨がUSD(アメリカドル)に固定されています。GOLDは小数点ではなく、下1桁の数字が1pipsになります。
売りポジション
1551.39-1549.79=1.6 → 16pips の利益
これが買いポジションで同じ条件でエントリーと決済した場合は16pipsの損失となります。CFDは少しやっかいですが、何回か見ていくと少しずつ理解が深まるので、徐々に慣れていくことをおすすめします。
追記②:原油はどうなの?
つい先日、原油が史上初のマイナス価格になり界隈が騒然となりました。
原油のpipsの計算については、以下にように覚えておけば間違いありません。
原油は1ドル=100pips で見ます。
- 1ドル動くと100pips
- つまり、0.01ドルで1pips
100pipsとればどのくらい儲かるの?
通貨ペア × ロット数 = 得ることができる金額
例えばわかりやすくドル円(USDJPY)を110.00円で買い注文を入れて111.00円で決済した場合、 100pips をそのトレードで取ったことになります。
次にロット数ですが、国内FXだと1ロット=1万通貨、海外FXだと1ロット=10万通貨で計算します。
1万通貨の場合は1pip動くと100円となり、100pips動くと10,000円になります。
10万通貨の場合は1pip動くと1000円となり、100pips動くと100,000円になります。
100pips × 1000円 = 100,000円
そのため、プロトレーダー間の会話では◯◯万円を取るというよりも「◯◯さんは何pips取れたの?」というような会話になるわけです。
大きなロット数で注文すればその分得ることができる金額が大きくなるのは明白なため、pipsで表した方が比較化することが容易なためです。
中には、10万通貨で100ロットの注文をかけるトレーダーもいます。
そのトレーダーがもし100pipsを取ることができたら1000万円を得ることができるということになります。
そのため、pipsを大きく取れるトレーダーがプロと呼ばれるのです。
「pipは為替レートの最後のケタ」と
覚えるのは間違いの元!
よく使われるのが「今日はドル円で50pipsの利益だったよ~♪」なんて言い方。これは50銭幅の利益を取れましたということ。なぜ「銭」を使わずに「pips」を使うかというと、異なる通貨でも比べやすくするためだ。1ドル100円15銭だったら、15銭の5の部分の単位が「pips」。1ユーロ1.3325ドルだったら、最後の5の部分の単位がpipになる。クロス円の通貨ペアだったら「1pips=1銭」だし、ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルのように米ドルが後ろにくる通貨ペアだったら「1pips=0.01セント」だ。
■「pips」を利益の金額に換算する簡単な方法も
さて、なんでわざわざ「pips」を使うかというと、取引の成果を客観的に把握するためだ。取引の成果を利益や損失の金額で測ろうとしても、取引量が違えば損益は変わる。10万ドルで取引して50銭幅の利益を得たら5万円の利益だが、1万ドルで取引して500銭幅の利益を得てもやっぱり利益は5万円。「先月と比べて今月はどうだったかな?」という時、取引量の影響を排除するには「pips」で比べると便利なのだ。
「pips」を覚えておくと、「自分のトレードを自慢したいけど、金額は知られたくない」なんてときにも便利だ。逆に「今月は50pips幅の利益だったけど、いくら儲かったかな?」というときは、普段、1万通貨で取引している人は100をかけてみよう。50に100をかけた5000が利益の金額になる。10万通貨取引の人は1000をかければいいし、2000通貨取引の人なら20をかければOKだ。
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