移動平均線は3種類!それぞれの違いやおすすめの移動平均線を徹底解説
FX手法
「 移動平均線はいくつか種類があるけど、何がおすすめなの? 」とお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では移動平均線の種類について詳しく紹介します。
- 移動平均線の種類
- それぞれの移動平均線の違い
- それぞれの移動平均線の正しい使い方
- 初心者におすすめの移動平均線
FXで使用される移動平均線は全部で3種類
単純移動平均線(SMA)
単純移動平均線は、英語表記で「Simple Moving 移動平均線の種類や特徴 Average」であり、略して「SMA」と呼ばれています。
指数平滑移動平均線(EMA)
指数平滑移動平均線(EMA)は、英語表記で「Exponentially smoothed Moving Average」であり、略して「EMA」と呼ばれています。
- 1日目の計算方法は、単純移動平均線と同様に、一定期間の終値の平均
- 2日目の計算方法は、「前日の指数平滑移動平均線+K×(当日終値-前日の指数平滑移動平均線)」
- K=2÷(n+1)、n=期間
加重移動平均線(WMA)
加重移動平均線(WMA)は、英語表記で「Weighted Moving Average」であり、略して「WMA」と呼ばれています。
- n日移動平均線の場合
- (当日値×n+前日値×(n-1)+・・n-1日前日値×1)÷(n+(n-1)+・・+1)
3種類の移動平均線の違い
上記の画像は、すべて25日移動平均線ですが、黄色が加重移動平均線・赤が指数平滑移動平均線・青が単純移動平均線となっています。
3種類の移動平均線の使い分けとは?
テクニカル分析
移動平均線は3種類。
移動平均線には有名な3種類が存在します。
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 加重平均移動平均線(WMA)
通常、ほとんどのチャートには単純移動平均線が表示されています
しかし、設定を変更すれば指数平滑移動平均線を表示させたり、加重平均移動平均線を表示させたりすることも可能です。
単純移動平均線(SMA)
単純移動平均線の計算方法はとてもシンプル。
このシンプルに計算される単純移動平均線は、ボリンジャーバンド、エンベロープといったテクニカル分析にも採用されている基本的な移動平均線です。移動平均線=単純移動平均線です。
指数平滑移動平均線(EMA)
単純移動平均線はX日間の終値はすべて平等に扱われるのに対し、指数平滑移動平均線(通称EMA)は「間近の終値ほど重要である」という意見を踏まえ、間近の価格の影響度が2倍になるよう、計算式が見直しされています。
単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違い
この為、エントリー、利食い・損切りも”やや先走り”気味となります。
ただし、なるべく天井や底に近い価格でエントリーし、利食いや損切りは別のシグナルを利用するトレーダーであれば指数平滑移動平均線を採用するのも1つの方法です。
加重移動平均線(WMA)
加重移動平均線は、単純移動平均線と指数平滑移動平均線の間を取った移動平均線です。
指数平滑移動平均線は間近の終値×2をしているものの、これでは間近の終値だけ重要視され、全体のバランスが崩れるというデメリット持ちます。
3種類の移動平均線の使い分けまとめ
どの移動平均線が優れている。ということではなくそれぞれ用途に応じた使い方があります。
結論的には自分がどんなトレードを行いたいのか?に応じて、移動平均線の種類を使い分ければOK。ただしトレード初心者であれば、まずは基本の単純移動平均線を使って売買することをオススメしています。最初の内はテクニカル分析に意識を向けるのはなく、相場の雰囲気や流れを感じ取ることの方が優先です。どの種類の移動平均線を採用すべきか?という小手先のテクニックよりも、地合いを感じとる力を養っていく方が上達が早いと思います。
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移動平均線
シンプルな計算式でチャート上に描かれた移動平均線には、2つの意味があると考えられています。
一つ目は、前述の通り、価格変動の傾向を示す指標としての機能です。
過去の終値の平均値を連続したデータである移動平均線は、価格変動から小さく上下動したブレを取り除き、スムージングされた大きな相場の方向性や勢いを表現したラインです。
短期的な価格変動に惑わされず、相場の基調を確認するのに適した指標であると言えるでしょう。
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